祖母が存命のころは、お盆のころに「お寺さん」を呼んで、読経してもらっていた。
祖母が亡くなってからも、伯母が何回忌だといっては、うちにきて、「お寺さん」を呼び、読経してもらっていた。
その「お寺さん」は、髪の毛ふさふさで、バイクにのってやってきた。
なんとなくお坊さんっぽくないなぁと思っていた。
祖母の十三回忌以降は特になにもしなくなった。
母のお葬式では、無宗教ということで読経はなし。
先日義母が亡くなり、義兄夫婦が葬儀屋さんと話しているのを聞き仰天。
なんの縁もなく、単に宗派で読経にきてもらうだけで、しかも故人を知りもしない人に戒名をつけてもらうだけで最低ライン25万円!
そもそも信仰心もないのに知らない人に読経&戒名に25万円以上支払うことに異様に反発を覚え、葬式に読経は不要と家族に告げる。
しかし墓に入るときは好むと好まざるに関わらず、家の墓であれば、家の宗教に合わせてその墓地のある宗教の供養が必要なのか?
例えばある宗派の墓地に入る場合に、供養は不要と言って、墓に入れてもらえるものなのか…?
そもそも昔から正月に家族で初詣も行ったことないので神道でもない、特に信じる宗教もない、でもどこかに属するには抵抗があるとなると、どうすれば良いのか。
どこかの枠からはみ出すのは大変なのだなぁとつくづく感じる。