アンコンシャス・バイアス

会社の研修で「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」というのがあった。

無意識のバイアスをかけてしまうことで、本来その人が持つ能力などが不当に低く(逆の場合も?)評価されてしまうというもの。

たとえば性別、人種などがわかりやすい。

アメリカの履歴書は、名前をかくことも必須ではなく(名前で人種や性別がわかることがあるため)、顔写真、性別、生年月日(年齢)は、モデルや子役など、会社が必要とする具体的理由が説明できない限りは記載する必要はないらしい(詳細はウィキペディア情報)。

いまの日本の履歴書の中で、能力だけを正当に判断するために必要な項目はなんですか?どう変えればいいですか?と聞かれ、私たちのチームでは、いまの記載事項はすべて不要なのではということになった。

最初は職歴や資格は必要なのでは…という話もあったが、それもブランドを選ぶような考えだから、純粋に能力だけなら、必要ポストのテストを行うか、書類選考なら志望動機だけでいいのでは?ということになった。

志望動機に、どういう仕事をしてきたからこのポストに応募したということを書けばいいし、知識や専門性などもそこに書けばわかるだろう、それで十分なのではという意見でチーム3人全員納得。

そんな日本(世界)になると素晴らしいが、遠い道のりか?