パブリック本棚というもの

チェコに行った。

出かけた村のバスターミナルに透明の本棚があった。

ネット検索してみると、パブリック本棚というもので、1990年代にドイツのハノーバーでうまれたものらしい。

不要な本をもってきて、興味のある本は持ち帰っても構わないらしい。

ドイツでは、ベンチのある場所に設置されていることが多く、またロンドンでは地下鉄、アメリカでは玄関先などに設置されるようだ。

アメリカからはじまり世界132カ国で展開されている「ブッククロッシング」は、本にラベリングして、旅をさせ、感想を共有するなどの活動を行っているらしい。

ラベリングとか、本の感想共有とか、ちょっと面倒くさいから、単に近いところにある本棚に自分の本を持って行ったり、興味のありそうな本を探すのが簡単じゃないかな。

本屋さんに行っても、興味のある棚にしか行かない場合が多いから、公園や地下鉄などにそんな本棚があれば、スマホから目を転じて、新しい世界がひらけるかもしれない。

ただ古本屋さんと共存できるのかは知りたいところ。