マスク不足問題は解決していないのになぜ叩かれるのかと考えてみる。
政府としては、感染者拡大を防ぐためにどうしても必要なのだろう。
ではその必死の思いがなぜ非難される結果になるのか。
おそらくみんなもう入手はできている、もしくはあきらめてなんらかの方法をとりはじめているのではないか。
電車内でもほとんどの人がマスクをしている。
最近のどこかの記事で、7割がマスクは入手できているという調査結果が書いてあった。
自分たちは目処が立ち、切迫して必要としている人たちがどこにいるのかをみんな理解してきているのではないか。
つまりまさに不要不急だと感じたところに、この対策。
もっと早ければ良かったのかもしれない。
それから配布方法。
全戸に2枚とは、1人でも10人家族でも2枚なのか。
それにマスクがすでにたくさんある人にはいますぐは不要だし、大人数の家族なら欲しいかもしれない。
また配布方法が郵送なら、ホームレスはどうするのか、台湾のように、自分で申請してもらいにいく方式ならどうなのか。そうすると取りにいけない人たちへの配慮が課題となる。
国民に使いまわせるマスクを配布するのは意義はあると思うが、時期を逸したうえに、枚数、方法がまずかったのかもしれない。
なぜ、いま(優先順位)、各家庭に(配布先、対象が適切か)、2枚ずつ(枚数が適切か)、郵送(方法が適切か、すべてに行き渡るのか、不要な人にも送るのか)、などの5W1H的な説明があったのかはわからないが、やっぱりなにかをするときに説明は大切だと思う。
でもマスクが本当に有効なのなら、ありがたいことなんだと思う。
困っている人もいるのだし、これ以上感染を広めないためには必要なんじゃないかな。
ただそれを首相がいうのは…???