マスク月産6億枚

3月から、マスクの生産を月1億枚から月6億枚に増やすと発表があって、あちこちで月6億枚なのにどこに行ったとか、見かけないとかいうが、そりゃそうだろう。

退職している高齢者が、子どもや孫のために、車で広範囲に回って買い集めたり、朝から並んで購入するのは当然あるのだろうが、月6億枚とは、国民1億2600万人で割ると、月5枚もない。

1人が5枚入りを月に一度入手できるかどうかの話だ。

週に1枚の割り当てがせいぜいだ。

そして当然医療機関や施設に多く回さないといけない。

こんな簡単な計算もできないのか。

6億枚というとたくさん回ってくると思うだろうという政府の思惑にまんまと騙されているのか。

とっても不思議。

月産6億枚にするなら、まずは布マスクを6億枚つくって国民に5枚ずつ配布し、これを洗って使ってくれというほうがよほど現実的ではないか。

その後医療機関や施設向けに使い捨てマスクを生産してはどうなのか。

誰が1人ぐらい気づいてるのかもしれないが、業界団体に遠慮しているのか?

なんだかどこもかしこもおかしい感じがする。