排水管洗浄

年に2回ほど、排水管洗浄がくる。

そのほかに消防設備点検もくる。

排水管洗浄のときは水まわりを必死こいて片付ける。

今回はすこし時間に余裕があったので、台所をいつもより片付けたところ、ご飯をちゃんと作る気持ちになって、3連休は珍しく3晩、食事を作った。

排水管洗浄ありがとう!

またきてね。

さぁ、次の消防設備点検はいつだろう?

それまでにまた別の場所を片付けねば!

 

暴れ黒猫の思い出

7-8年前、風に舞う落ち葉を追いかける可愛い子猫を見つけた。

宅配のお兄さんが近くで見守っていて、数百メートル離れたところからやってきたし(ずーっと車で移動しながら見守ってきたらしい!)、親もいなさそうだし、人も怖がらないから迷い子だろうと言って、おぼんざめに子猫を渡して「託します」と言われてしまった。

近くの家に声をかけて、もらってくれないかと言ったが、ことごとく断られたので、家に連れ帰った。

愛猫がいたので、別の部屋に隔離。

病気などがあると困るから。

ところがその可愛い子猫が実は悪魔のような猫だった!

まずは閉じ込めた部屋でティッシュを箱からすべてボロボロの状態で取り出す。

カーテンや吊るしてある洋服をかけのぼり、ビリビリに。

部屋から出たいようで、ドアの横の壁紙はすっかり剥がれた。

そのうち知恵がつき、ドアノブに前足をかけ、下ろすと同時に体重かけてドアを開けることを覚えた。

気配を感じてうしろを向くと、しれーっと前からいたかのようにくつろいでいる。

あるいは、愛猫の大切なかつおぶしをむしゃむしゃ食っておる。

どれだけ対応強化しても出てくる。

仕方ないのでリビングにこさせることにした。

愛猫はずっと一人っ子で深窓の令嬢として育てられてきたので、そんな傍若無人な輩に慣れておらず、とにかくビクビクして、関わり合いにならないようにちぢこまっている。

輩子猫は、どこでもくつろぎ、やりたい放題。

愛猫のかつおぶしだけでなく、大人用のごはんも食べる。

トイレも別に用意したのに、愛猫のトイレで用を足す。

そのうち愛猫にまとわりつくようになった。

姉ちゃん!遊んで!とばかりにからみつく。

愛猫は怖くて仕方ない。

最初は逃げ回っていたが、あまりにもしつこく絡まれ、ときどき反撃にでるようになった。

耳をぺたんと寝かせて威嚇する!

だが暴れ子猫は遊んでくれてると思い、かまわずまとわりつく…。

こんな攻防が数ヶ月続き、愛猫がストレスでハゲるんじゃないかと思い始めた頃に、子猫の写真をカフェでみたという人がもらってくれることになった。

さすがに別れる時は寂しかったが、愛猫はかなりすっきりしたようで、それはよかったなと思った。

貰い先でも一度逃亡したらしいが、可愛がってもらっていたようだ。

そのうち貰い主のメールが不通になり、引っ越したようで連絡つかなくなった。

暴れ黒子猫はどうしているのか、なつかしく思う。

その頃の写真をみていて、どちらもいないが、その頃のドタバタをおかしく思い出す。

暴れ黒猫、楽しい日々をありがとう!

お前の傍若無人な振る舞いは、稀に見るものだったよ。

不思議なできごと:クリスマスツリーとサンタクロース

昨年末、ちっちゃな板を組み立てたクリスマスツリーと、木彫りのサンタクロースを飾った。

ほとんど通らない場所で、たまに猫が元気な頃に登っていた棚の上。

年越してからもそのまま忘れていた。

昨日、久々に近くを通ると、クリスマスツリーとサンタクロースが落ちていた。

誰も近くを通っていないのに、棚の真ん中に置いていたものが落ちていた。

やはり猫が、ここにいるよ、って言っているみたい。

立派な猫の爪

晦日になったばかりの深夜、猫に語りかけながら、ちまちまと小掃除をしていた。

ひと月前に見つけたのよりもっと立派な猫の爪が出てきた。

爪を撫で、ありがとう、とお礼を言って、前の爪と同じ袋に大切にしまった。

今年はさびしくなったけど、これまで17年以上、本当に楽しかったね。

年の終わりの大晦日にまた爪を出してきてくれてありがとう。

不思議なできごと

朝でかけるときに、いつもどおり猫の写真に向かい「いってくるね」といいつつ、最近は明かりを消して「暗くしてごめんね」といって出かける。

今日も電気のスイッチは、多少の罪悪感とともにたしかに消した。

なのに帰宅すると明かりがついていた。

そして猫のおしっこのにおいが、諦めない男が忘年会から帰ってくるまで数時間続いた。

やはりまだ時々きてくれているんだなと思う。

頑張って電気のスイッチまで飛び上がったのかな。

本当に頑張り屋さんで、本当に優しくて、本当に愛おしい。

生まれ変わるとしたら

生まれ変わるとしたら、いつだろう?

仏教を信じているわけではないので、四十九日の後に生まれ変わるとかではないかな。

ここしばらく、ほとんど気配や音がしないけど、たまに何かが落ちたりするから、やっぱりまだいるのかな。

気配がしなくなる→どこかのお母さん猫のお腹に宿る→妊娠期間(66日?)→誕生→見つける、かな?

うまく見つけられるかな。

会えるのかな。

もっと幸せにしてくれる家庭に幸せを運ぶのかな。

ドキドキする。

そして、ちょうど日が変わったら、4ヶ月の月命日。

会いたくてたまらない。

動画

15年以上前、両親と旅行に行ったとき、蒸気機関車に乗り、連結部で両親の動画を撮った。

両親ともそれぞれにカメラで写真を撮ろうとしたり、カメラをいじっていたりして、こちらが勝手に撮った動画だが、母が亡くなった後に写真よりも繰り返しみた。

猫が亡くなる前にも、痩せてしまって、横になっていることが多かったが、いくつか動画を撮った。

みてると寂しいけど、やっぱり動いていると、より身近に感じる。

動画の中の愛おしい母と猫。

なにげない動きでも、これからは家族の動画を撮っておきたいなと思った。