卵巣がん闘病中のお友達と最近ちょくちょくLINEをしている。
なんでもないこと。
今日の夕焼けきれいだったとか、洗濯槽を月一回掃除している話を聞いたり。
お彼岸だと、お友達の亡くなったお母さんが沖縄土産でくれたサンゴのピアスをして偲んだ話を聞いたり、こちらの入院中の父の様子を聞いてもらったり。
朝早く起きるという彼女が、昨日の午前中に送ったLINEを昨日も今朝も見ていないようで既読にならない。
4月か5月ごろに、夏までもたないと医者に言われたと聞いてから、返事が来ないと心配でならない。
先日、秋になるまでもったな、LINEのやりとりでは元気そうだし、冬まで、年末までもつかな…と期待を持った。
でもどうなのかな…。
LINEではいつも元気そうに日常を過ごしているように見せているけど、日々どれほど弱っているのか、どれほどつらいのか、そばにいないとわからない。
返事がくるのか…もうこないのか…。
こないとすれば寂しすぎる。
これはこちらの都合、感情なんだけど…。
なんでもない話をずっとしていたい。
でもそれは彼女の方が強く思っているだろう。
遺していく旦那さんや愛犬への思い。
なのにいつも強い。
弱音、心配など聞いたことがない。
なぜあんなに強いのだろう。
1日1日がどれほど大切なものかを知っているからなのか。
こちらも彼女との1日1日が、とても大切に思える。
日々他の人ともそう接する必要があるのだろうけど、やはり命に限りがあるとわかっている人を優先してしまう。
いまはそうしたい。
でも…LINEは既読になるのだろうか…。